10/26/2011 - Quote
米アップルの共同創業者、故スティーブ・ジョブズ氏(5日死去、享年56)が死期を予感し、ごく親しい友人を招いて“お別れ会”を繰り返したすし屋が米カリフォルニア州シリコンバレーのスタンフォード大近くにある。2人のすし職人、金子典民さん(46)と高橋一郎さん(39)が共同経営する「陣匠(じんしょう)だ。高橋さんが取材に応じ「決して泣き言を言わない人だった」と病と闘う姿を語った。すし職人が見たジョブズ氏とは。
「この巻物のトロ、何時にたたいた?」
08年夏のランチタイム。1人でふらりと来てカウンターに座った男性客は、やたらと質問が多かった。「このサバはどこから来たの?」「冷蔵庫の魚は、カウンターのと同じもの?」。注文のたびに細かく確認し、新鮮な魚と分かると、うれしそうに味わっていた。それがジョブズ氏だった。
04年の膵臓(すいぞう)がん発覚後、手術が成功し、体調が回復していたころだ。握り以外にもエビの天ぷら、ざるそばを注文し、オレンジムースで仕上げるのがパターン。酒はほとんど飲まなかったが、昨年夏にゴア元副大統領と2人でカウンターに座った時は、梅酒で顔を赤らめていた。
サービスにも厳しかった。従業員がお茶をつぎ足した直後、「ねえ、サービスって何だと思う?」とカウンターの高橋さんに突然聞いてきた。「客が店に行くのは、おいしいか、サービスがいいかどちらかだ。ここはおいしいから来ている」。すぐに高橋さんは、温かいお茶と差し替えるべきだったと気づいた。
食欲がガクンと落ちたのは、3度目の休職をした今年1月の前後から。握りを少しつまんだだけで鍋焼きうどんを頼むようになった。相棒の金子さんが一緒に写真を撮りたいと頼むと、ジョブズ氏は考え込んで「もう少し太ってからでもいい?」とやんわり断った。
ジョブズ氏は6月上旬、ネットの新サービス「iCloud」の発表会や新社屋についての地元市議会説明会でプレゼンテーションをした後、公の舞台から姿を消す。店の予約が増えたのは、そのころからだ。今月7日の米紙ニューヨーク・タイムズは、陣匠に旧知の医師らを招き「親しい仲間に別れを告げた」と報じた。
「6月下旬から7月初めまで、多い時は週3回来ていました。3~4人ぐらいの少人数で。弱音を吐かない人なので、それがお別れ会とは思わなかった」。高橋さんは、真っ青な顔色でも、注文して手をつけなかったオレンジムースを持ち帰ったジョブズ氏の姿を思い出す。
友人との会食が一段落した7月中旬、今度は妻ローレンさんと2人で昼時に訪れた。ウミマス、タイ、サバ、穴子。好物を8貫頼んだものの、時折苦しそうに頭を抱え込んだ。半分食べ残したまま、鍋焼きうどんを注文。しかし、うどんには手をつけず、じっと見つめるだけだった。
「食べて元気になりたかったんだと思います。あきらめてなかった。痛々しいぐらい必死で生きようとしていた」。高橋さんは、食べられない状態でも注文を続けるジョブズ氏の姿に、わずかな可能性でも挑もうとする気合を感じた。
「おいしかった。またね」。いつもの感じで店を出て行った。それが最後に見たジョブズ氏になった。
10/19/2011 - Quote
短いメールで考えさせる
彼が戻ってきて間もない時期だと思うのですけれど、全世界の中心的なメンバーに対して2行ぐらいの非常に短いメールが出ましてね。だいたい2行のメールが多いのですけれど「世界中の倉庫を全部キャンセルしろ」と。当時、日本ではシンガポールの工場から船便で持ってきて、千葉などに倉庫があって、そこからトラックで日本中に送っていたわけですね。とにかく倉庫は絶対必要だと。その倉庫に対して「倉庫をなくせ」という指示なのですね。それだけなのです。そこで、特に物流関係の人たちの間では「ああ、彼は物流のことわかっていない」と。「倉庫がなくて、できるわけない」と。「いや、きっと倉庫にいくらいくらお金がかかっている、だからやめろと言っているだけじゃないの」という感じだったのですけど。ただ僕自身は「そんなわけないなあ、何が言いたいのだろう」と思って。メッセージが短くて明確なのですよね。だからそこには何かあるに違いないと思って、ずっと考えて、1週間ぐらいかかりましたけれども。これは「なんでそもそも、倉庫がいるのだろう」と考え始めると、ものを大量に作って、船で運んで、ためて、そこから出荷していくからだなと。考えてみたら、大量に、一気に処理をしないで、少しずつ出せばいいじゃないかと。でも船で少しずつ出すことできないなと。あ、だったら、飛行機で飛ばせばいいやと。というので、実はiMacのときからスタートしたのですが、シンガポールから直接飛行機で日本中のあちこちの空港に飛ばしたのですね。飛ばしたときに、置く場所がないので、直接販売店に持っていくと。でも販売店さんに倉庫がないのですよね。店頭に置き場所はないですから。で、どうしたかというと、販売店さんで売れた数だけを報告をいただいて、それをシンガポールで作って、その日の夜に飛ばして翌日の夕方までには届けるというサイクルを作ったのですね。それをやったところ、倉庫はいらなくなったのです。で、彼にあとから「なぜ、物流のこととか、販売のこととか詳しいのだ?」と聞いたことあるのです。すると「アップルができたときは、パソコンの販売店とか流通とか1つもなかったと。だから俺は自分で作ったのだと。だから他の誰よりも販売のこととか物流のこととか詳しいぞ」と言われて。あと、ディズニーストアにDVDとか昔のビデオテープとかありますよね。それはそういう方式をとっていたらしいのです。で、彼はそれを知っているのですよね。だから答えを知っているのですよ。それで2行のメールで「倉庫をなくせ」と。何をしたら倉庫をなくせるかは実はわかっているのですね。わかっているのだけれども、全部教えて、やっても、そこにはスピリッツが入っていかないのですよね。単に、表面的に、言われたことをやりましたになってしまって。そうではなくて、2行のメールから考え抜いて「こうやったらできる」となったら、その中には、例えばわたしは、それを考えたときに明確にイメージがあるわけですね。こうやったらできるという。その人が実行した方が、実行がパーフェクトにできるということなのですね。ですから、そういった意味で、非常にわかりやすい短い命令をポンと出すのですよね。
SET LIST: 2011.06.27 サカナクション SAKANAQUARIUM 2011 “ZEPP ALIVE” Live at ZEPP TOKYO
OP. ナイトフィッシングイズグッド
M1. インナーワールド
M2. セントレイ
M3. アドベンチャー
M4. 表参道26時
M5. Klee
M6. 潮
M7. ワード
M8. フクロウ
M9. シーラカンスと僕
M10. あめふら
M11. 『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』
M12. ホーリーダンス
M13. montage ~ マレーシア32
M14. ルーキー
M15. アルクアラウンド
M16. アイデンティティ
Encore
M1. Ame (B)
M2. ネイティブダンサー
M3. ナイトフィッシングイズグッド
6/19/2011 - Photo
(Source: yaypop)









